Ubuntuで開発環境を整える
MacのDocker周りの遅さに嫌気が差したのでUbuntuに移行してみることにしました。
自分用のメモも兼ねて構築の流れを残しておきます。
WSL2にしなかった理由
最初はWSL2で構築する予定でしたが、検証していると問題が発生したため辞めました。
中でも致命的だったのがGoのModulesがWindows側のIDEから実行できないことです。
小さなプロジェクトや大部分を把握している場合なんかはvimで開発していますが、Kubernetesなどの大きなもののコードを読むときはIDEがあると便利です。
コードを読むだけならWindows側に置いておけばいいかなとも思いましたが、Windowsのことをあまり理解したいと思えなかったので辞めました。
気が向いたら再チャレンジするかもしれません。
環境
自作PCに直接Ubuntuをインストールするとドライバやらが面倒なので仮想化しています。
また、仮想化していると簡単にバックアップとリストアができるので気軽にアップデートなどを行えて便利です。
構築の流れ
OS周り
- Ubuntuの英語版をインストール
- もろもろのパッチをインストールしLive Patchを有効化する
- マウスのサイドボタンを有効化
- https://akiki0106.hatenablog.com/entry/2017/02/22/122339
- vmxを編集するエディタによっては文字化けする可能性があるので注意
- 一行目に使用する文字コードが書かれているのでそれに合わせる
- 日本語環境の整備
- 日本語入力
- Font変更
- 中国語っぽい感じのフォントになっているので変更する
- 設定のManaged Installed LanguagesからJapaneseをインストール
- Firefoxのフォントは設定から言語を日本語に変更する変わる
- スケーリングの固定化
開発環境
- Terminal環境
- Terminatorを使用する
- MacのiTermのような使い方をしたい
- https://qiita.com/SUZUKI_Masaya/items/ddc9bcfaf6b09708fe32
- CLI環境
- zsh, dotfile, anyenv, vimをAnsibleで構築する
- https://github.com/akaimo/dotfiles
- Docker
- docker-compose
- minikubeのインストール
- JetBrainsのToolbox Appをインストール
構築完了
VMやOS周りの設定さえ終えればあとの大部分はAnsibleがやってくれます。
以前と比べるとUbuntuでも動くソフトウェアが増えていて(Toolbox Appや1Passwordなど)だいぶ扱いやすくなった印象です。