さくらVPSにdocker-composeでテスト環境を作る

OSは標準のCentOS6.7を使いました。
毎度おきまりの自分用メモに近くなっています。

OSのインストール

契約しただけではOSすら入っていないのでインストールします。
公式のGUIをぽちぽちしていくだけです。

セキュリティの初期設定

http://qiita.com/yu_0105/items/b7cce7a504eed4e31c79を参考に設定しました。

鍵認証の説明だけ少なかったので補足します。
鍵はどこで作成しても問題ありません。
ただ、秘密鍵を転送するのはリスクが大きいのでアクセスするマシンでssh-keygenを実行して、公開鍵をサーバーに転送する方法がベストです。

zshとtmuxのインストールは任意で問題ありません。
使えれば便利なのでインストールすることをおすすめします。
最新のtmuxはhttp://dev.cutecolors.jp.net/install-tmux/を参考に、
zshhttp://gitpub.hatenablog.com/entry/2013/07/07/182014を参考にインストールします。

gitのインストール

CentOSのgitは古すぎてzshプラグインとかが動かないので、インストールします。
http://www.task-notes.com/entry/20150622/1434942000を参考にインストールします。

docker関連のツールをインストール

dockerとdocker-composeをインストールします。

dockerのインストール

dockerのインストールにはEPELが必要なのでインストールします。

$ sudo yum -y install http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm

続いて、dockerをインストールします。

$ sudo yum -y install docker-io
$ sudo service docker start
$ sudo chkconfig docker on

これでインストール完了です。

docker -hなどを実行してみると、
dial unix /var/run/docker.sock: permission deniedのような警告がでると思います。
rootユーザーで実行するか、sudoをつければ問題ありませんが、
この先、何度もdockerコマンドはうつと思うので、一般ユーザーでもでないようにします。
一般ユーザーでもDockerグループに所属させれば、この警告はでなくなるので、

$ usermod -G docker ユーザ名
$ service docker restart

を実行します。

docker-composeをインストール

docker-composeのインストールは簡単です。
以下を実行します。

$ curl -L https://github.com/docker/compose/releases/download/1.1.0/docker-compose-`uname -s`-`uname -m` > /usr/local/bin/docker-compose
$ chmod +x /usr/local/bin/docker-compose

以上で環境構築は完了です。
あとはcloneするなりして、docker-composeを実行するだけです。

やっぱ、LinuxでDockerを使うのは簡単ですね。